一般民需用(サンダーブロッカー)サンダーブロッカーとは
「雷のプロ」が一般ユーザー向けに独自開発した雷対策製品
落雷時、ケーブル経由で侵入してくる雷サージからパソコンなどの機器を守るには、避雷針だけでなく、専用の対策製品“SPD”が必要です。SPDとは、サンダーブロッカーとは何かを、分かりやすくご紹介します。
雷対策の必要性とSPD
電源線や通信線から雷サージが侵入して
機器を破壊!
近年、情報通信機器の小型高密度化やネットワーク化に伴って、落雷時の機器破壊やケーブル損傷などの雷被害が増加しています。そのしくみは、近隣に落ちた雷が、電源線や通信線を伝って雷サージとなって機器内部に侵入し、基板を破壊するというもの。大切なデータごと機器を壊されないためにも、身の回りの対策が必要です。
雷の被害を防ぐには
雷の被害を防ぐ方法としては、「電源を切る」だけでなく、コンセントや通信ケーブルを抜く方法が有効ですが、あまり現実的な方策とはいえません。そこで、電源線も通信線も繋がっている状態で機器を守る機器=SPD(サージ防護デバイス=Surge protective device)が必要になります。
機器を雷から守る切り札、SPD
SPDは、雷サージをアースへ安全に放出して、過電圧・過電流が機器に侵入するのを防ぎます。適切なSPDを電源線と通信線に取り付ける事で、雷サージがSPDを経由してアースなどに流れるため、電源線や通信線が繋がっている状態でも通信機器を安全に守ることができます。
プロ性能を一般向け製品で実現したサンダーブロッカー
インフラ業界の情報通信機器向け
SPDメーカー・昭電
このように、SPDは企業の情報通信ネットワークに不可欠な製品ですが、中でもエネルギーや通信、鉄道、金融など、特に信頼性の高い製品が求められる業界で利用されているのが、わたしたち昭電が開発・製造しているSPDです。JIS規格に準拠する高い保護性能で、サーバや通信機器などの重要機器を守っています。。
プロユースの性能を家庭やオフィスの
パソコン向けに提供
一方で、家庭やオフィスの一般的な情報機器としてパソコンが広く利用されるようになると同時に雷被害が増加、それに伴って、性能に優れたSPDの需要が高まりました。サンダーブロッカーは、昭電がプロユースSPDで培った技術や性能を一般ユーザー向けに展開し、開発・発売した画期的なSPDなのです。