雷害対策 関連製品
落雷検出装置
TMZ-1000
風車やアンテナ鉄塔の受雷部への落雷を検知し、
アラーム出力、および落雷電流値、電荷量値、
落雷時刻、回数の記録を行う
落雷検出装置「TMZ-1000」は、風力発電設備、アンテナ鉄塔、電源引込線、避雷針等への落雷を検知し接点信号を送信するとともに、落雷電流値、電荷量値および落雷時刻、回数を記録できる装置です。
落雷検出装置「TMZ-1000」は、風力発電設備、アンテナ鉄塔、電源引込線、避雷針等への落雷を検知し接点信号を送信するとともに、落雷電流値、電荷量値および落雷時刻、回数を記録できる装置です。
特 長
落雷を検知し接点信号を送信
風力発電設備、アンテナ鉄塔、電源引込線、避雷針等への落雷を検知し接点信号を送信します。
電荷量、電流値の積算値を演算
落雷電荷量値(最大1000クーロン)、落雷電流波高値(最大200kA)の測定および落雷時間、回数(最大999回)を記録し、電荷量値、電流値の積算値を演算することができます。
ロゴスキーコイル(風車への設置例)
閾値を超えた場合に警報を発報
予め電流値または電荷量値の閾値を設定し、閾値を超えた落雷エネルギーの侵入があった場合、警報を発報する機能を有します。
JIS C 1400-24(附属書JA)に準拠
JEM1515風車用雷電流検知形落雷検出装置の試験方法に基づき試験クラス:クラスⅠの試験を行っています。
外観図
仕様
項目 | 仕様 |
雷電流検出方法 | ロゴスキーコイル型電流センサー |
雷電流検出周波数帯域 | 0.1Hz ~ 300kHz |
観測時間 | 501ms(1msはプレトリガ) |
雷電流検出範囲 | ±1kA~±100kA または ±2kA~±200kA※1 |
電荷量検出範囲 | 1C~1000C |
比エネルギー | 0.1MJ/Ω~100.0MJ/Ω※2 |
最大積算電流値 | 9999.9kA |
最大積算電荷量 | 99999C |
電流値検出精度 | 100kA仕様:10kA未満は±1kA、10kA以上は±10% 200kA仕様:20kA未満は±2kA、20kA以上は±10% |
電荷量値検出精度 (10/350µs電流波形) | 10C未満は±1C、10C以上は10% |
接点出力 | アラーム接点(c接点)およびトリガ出力(c接点) |
トリガ電流設定範囲 | 雷電流検出範囲の最小値~99.8kA |
アラーム電流設定範囲 | 雷電流検出範囲の最小値~99.8kA |
アラーム電荷量設定範囲 | 1C~999C |
記録する落雷情報 | 落雷回数・落雷日時・電流極性・最大測定電流値・最大測定電荷量値・比エネルギー・積算電流値・積算電荷量値 |
記録方法 | 内部メモリ |
データ取り出し方法 | USBメモリまたはLAN(TCP/IP)またはLTE※3 |
波形出力 | BNCコネクタ(オシロスコープ、メモリハイロガー等に接続することで雷電流波形の記録が可能) |
時刻補正 | GPSによる時刻補正 |
使用環境条件 | 周囲温度-20℃~+60℃ 相対湿度95%以下(結露不可)※4 |
使用電源 | AC100VまたはAC230V 50/60Hz |
外観寸法 | W425・H419・D161 (本体寸法、架台を除く) |
適用規格 | JIS C 1400-24(附属書JA クラスⅠ)※5 |
※1:ご指定によります(工場出荷時に設定)。
※2:本体ディスプレイへの表示はできません。USBメモリにてデータを取り出し外部PCで表示する、またはLAN、LTE通信時に専用ソフトでPCに表示することができます。
※3:ご指定によります(LANは別途通信機器が必要です。LTEは通信費用およびKebinCloud使用料が必要になります。詳細はお問い合わせください)。
※4:本体の性能を示します(UPSを使用した場合は、UPSの使用環境条件によります)。
※5:JIS C 1400-24 附属書JA 落雷検出装置 クラスⅠ( 2023年1月発行)に適合