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雷保護システム

雷害対策の基礎知識 雷保護システム

雷撃を捕捉し、雷撃電流を安全に大地へ放出する方法

雷撃によって生ずる火災や建物の破損、人身への傷害を守る目的で、高さ20メートルをこえる建築物には受雷部を設置することが法的に義務づけられています。受雷部と引下げ導線、接地システムを組みあわせて設置し、雷撃を捕捉し、雷撃電流を安全に大地へ導くことが必要です。

雷保護の方法

雷撃を捕捉し、雷電流を安全に大地へ放流

直撃雷による建物の火災や破壊、人体の損傷などの直接的な被害を防ぎ、建物内部での異常な過電圧を防止するため、高さ20メートルをこえる建築物には雷保護システムを設置することが法的に義務づけられています*¹。雷保護設備への雷撃に対する保護角は、建築物の規模・高さ、周辺の地形、建築物・樹木などの有無、雷電流の大きさなどの要因で変化します。例えば、高い建築物に受雷部を設置する際の雷保護方法には「保護角による方法」と「回転球体法」、「メッシュ法」があり、これらを単独あるいは複合して適用しています。

雷サージの侵入

*1:建築基準法 第33条 避雷設備、建築基準法施行例 第三節 避雷設備 第129条の14 第129 条の15。他に危険物には消防法で設置の義務有り。

昭電の外部雷保護システムの特長

雷電流を安全に接地に導く方式を採用

無線中継所や高層ビルは、直撃雷の恐れが高い建築物であり一度雷撃を受けると建物内部の設備破壊を招くとともに、停電や通信障害の原因ともなり、さらには近隣に対して二次障害を誘発する原因ともなります。昭電の外部雷保護システムは雷電流を安全に接地に導く方式です。さらに接地についても、ボーリング工法や3条環状地線方式による接地抵抗低減方式および建物接地とは確実に絶縁し、地中深部で雷電流専用接地を設けて建物接地の電位上昇を抑制する深埋設独立絶縁接地工法などを採用しています。さまざまな昭電独自の技術を駆使して、地域条件や建物条件に応じた雷保護システムをご提案します。

雷サージの侵入