オフィス
オフィス環境の地震対策は機器の転倒防止から
大地震の揺れによるオフィス内の什器やOA機器の転倒・落下は、人身を傷つけ避難ルートの妨げとなるだけでなく、業務再開や事業継続への障害にもなります。地震に強いオフィス環境作りのための具体的な地震対策ポイントを紹介します。
- 棚の2段重ねや棚の上に重量物を置いていると転倒・落下・移動の危険
- デスク上のパソコンやキャスター付きの袖机が地震の揺れで不安定に
- 通路や出入り口付近の転倒・移動しやすい家具が避難路を妨害
対策ポイント
- 家具の転倒・落下・移動に備え、安全性を考慮してレイアウトを決定
- デスクは連結し、袖机やPCは固定して安定させる
- 避難路は幅120cm以上確保し、出入り口付近に転倒しやすい家具を置かない
対策例
二段重ねのキャビネットなどはボルト固定や相互連結するなどで安定化を図ります。また、移動しやすいキャスターには移動防止機器を設置します。レイアウト変更の際には、地震対策も再度しっかりと行うようにします。
オフィスの地震対策向け製品
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OA機器・什器等の地震対策 キャビネットホルダー
強力接着材で固定する製品なので、壁に穴をあけずにキャビネットの固定ができます。
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OA機器・什器等の地震対策 転倒防止ストラップキット
L金具を棚の上部前面に掛かるよう取り付け、ストラップで壁に固定します。
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OA機器・什器等の地震対策 低床キャストップ
床面から機器下板までの高さが低い設備のキャスターに装着し、地震時の移動を抑止します。
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OA機器・什器等の地震対策 小型機器用ストラップキット
床に固定したL金具にベルトを通して機器を固定し、小型機器の転倒・移動防止します。
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OA機器・什器等の地震対策 PFB-1
卓上に設置されたOA機器の転倒や落下を防止します。
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OA機器・什器等の地震対策 レベラーフィックス
レベラーのネジ部を溝付き金具で挟み込み、床部へ固定します。
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