工場・倉庫
棚の転倒防止と保管物の落下防止にむけた対策を
工場・倉庫の地震対策の柱は、従業員の安全をはかり、製造設備や倉庫内在庫、原材料等の保全により中断後の事業復旧をスムーズにすることです。生産設備の据付工事をしっかり行い、棚を補強して強度を高め、保管物の落下防止策が重要になります。
- スチール棚が多く、壁に固定できていない
- キャスター付きの機器が多い
- 扉のない棚にものを置いている
対策ポイント
- スチール棚同士を連結させて転倒を防止
- キャスターを固定させて移動・転倒を防止
- 落下防止バーを設置して棚からの落下を防止
対策例
製品や部品・材料などを収納するスチール棚は、ボルトあるいは金具による組立式で耐震強度が弱いため、棚同士の連結が有効です。また、重量のある機器などは、使用材料の選定(固定金具の材料・アンカーボルト・数量など)をしっかり行い、固定金具やボルトの破損・変形・破断を防ぎます。
オフィスの地震対策向け製品
-
OA機器・什器等の地震対策 キャビネットホルダー
強力接着材で固定する製品なので、壁に穴をあけずにキャビネットの固定ができます。
-
OA機器・什器等の地震対策 転倒防止ストラップキット
L金具を棚の上部前面に掛かるよう取り付け、ストラップで壁に固定します。
-
OA機器・什器等の地震対策 低床キャストップ
床面から機器下板までの高さが低い設備のキャスターに装着し、地震時の移動を抑止します。
-
OA機器・什器等の地震対策 小型機器用ストラップキット
床に固定したL金具にベルトを通して機器を固定し、小型機器の転倒・移動防止します。
-
OA機器・什器等の地震対策 PFB-1
卓上に設置されたOA機器の転倒や落下を防止します。
-
OA機器・什器等の地震対策 レベラーフィックス
レベラーのネジ部を溝付き金具で挟み込み、床部へ固定します。