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地震対策 コンピュータ機器の免震対策
ラック用免震装置
SD-5 typeⅢ
スタンダードモデルSD-5typeⅡに
長周期地震動による変位制御機能を加えた
ミドルエンドモデル
水平方向の地震動に対応するラック用免震装置です。常時待機方式でスタート機構がなく短周期地震動に対応するtypeⅡの特長に加え、可動部にトリガー材を取り付けることで長周期地震動による変位制御を実現しました。セパレートタイプでケーブル接続中の機器にも導入可能で、マシンの台数に合わせて連結してご利用いただけます。
特 長
短周期・長周期どちらの地震動にも対応
常時待機方式で瞬時に揺れに応答
ガイドレールでねじれを防止
上下が分離しない構造
連結・増設も可能
搭載重量は400〜1200kg
総厚わずか115mm
構造および従来品(SD-5 typeⅡ)との違い
可動部に摩擦材を組み入れ、動き始めの閾値を高めたことで長周期地震動への対応を実現しました。また、許容変位量を片側50mm長くして、より大きい地震動(東北地方太平洋沖地震)への対応を可能にしました。
免震効果
●試験条件:搭載機器(W:700mm D:1050mm H:2000mm) 重量500kg×2ラック ●入力波形:東日本大震災 築館波(2011年3月11日)
構成要素
外形図
設置例
仕様
型式 | SD-5 typeⅢ |
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寸法重量※ | 400mm(W)×1190mm(D)×115mm(H) 60kg/ユニット |
性能 | 震度7相当に対して1/3程度に減衰する。水平入力加速度1.0Gに対して0.3G程度に減衰する。(当社試験値による) |
最大変位量 | +250mm ~ −250mm |
免震方向 | 水平方向(X方向・Y方向) |
推奨搭載重量 | 400〜1200kg キャスター、レベラー支持で、800kg以上の場合は別途ご相談下さい。 |
※1ユニットあたりの寸法および重量はユニット単体時とする。
※SD-5 typeⅢとSD-5 typeⅡとの併用はできません。
※推奨搭載重量は最小構成(2ユニット)時での重量です。
※免震措置を故意的に動作させた場合、原位置には戻りません。(地震発生後に残留変位がある場合、別途ご連絡ください)