技術拠点テクノセンタ
雷害対策製品の開発・試験・製造にワンストップで対応する雷害技術センター
世界最大級の電流200kA 10/350μsを発生可能な「雷インパルス電流発生装置」や「120万V雷インパルス電圧発生装置」「短絡電流試験装置」などの試験設備を備え、雷害対策製品や電源装置など各種製品の設計・製造・各種試験を手がける技術拠点です。特に、JIS対応SPDを始め、新規格に準拠した技術の開発・検証などを総合的に行っています。
施設概要
竣工年月 | 1987年(昭和62年)9月 | |
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施設規模 | 敷地 | 7,320m² |
管理棟 | 5階建、延べ4,615m² | |
試験棟 | 2階建、延べ1,053m² |
主な設備・業務内容
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雷インパルス電流発生装置
建物への直撃雷で流入が想定される最大電流200kA(10/350μs 360kJ)を発生させることが可能な世界最大級の雷インパルス電流発生装置。2007年1月に完成したこの装置では、各種保安装置の限界性能の評価・シミュレーションを行います。
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雷インパルス電圧発生装置
2002年4月に完成した国内トップクラスの雷インパルス電圧発生装置です。最大120万Vの雷インパルス電圧を発生させ、そのサージの影響を測定できます。放電現象による雷インパルス誘導雑音試験なども実施できます。
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短絡電流試験装置
電源に接続する機器(電源用SPD、電源装置、分電盤等)の交流および直流の大電流に対する安全性を評価するための試験装置です。2016年4月に完成したこの装置では、出力電圧、電流の任意での調整により交流電源や直流電源および太陽光発電系統における短絡事故の模擬が可能になり、さまざまな製品の開発に活用されます。
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開発・設計
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試作品製造
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分電盤試験
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保安装置シミュレーション試験