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フリーアクセス
フロアとは?

オフィスのインテリジェント対応に不可欠なフリーアクセスフロア

フリーアクセスフロアとは、床下に電源や通信用の配線、さらに空調設備などの機器を収納することのできるフロアのことです。床下へのアクセスが容易にできる構造のため、オフィスやサーバルームの配線を機能的に処理し、オフィス環境の向上を実現します。

特徴とメリット

オフィスや機器室の配線を機能的に処理し、オフィス環境の向上に貢献

いまや一人一台となった電話やパソコン、さらにFAXやコピー、プリンタなど、オフィスの情報機器は増加の一途をたどっています。これらのOA機器を結ぶ配線を床下に収納することにより、オフィス内の歩行ストレスを軽減させるのみならず、レイアウトの変更や機器の増設など配線メンテナンスを機能的かつ安全に行えるようになります。情報ネットワークを駆使する企業にとって、よいフリーアクセスフロアはオフィス環境の快適さを高めるためにも不可欠な設備であるといえます。

フリーアクセスフロアの
種類と選定のポイント

構法や素材などが異なるさまざまなタイプから、部屋の利用目的や運用条件によって最適なフロアを選定

〈 構成方法 〉

構成方法は、パネル構法と溝構法の二つに分けられます。

パネル構法

パネルを支柱・根太等で支持して床下に空間を形成します。床高さにより大量の配線や空調機器の設置が可能です。

溝構法

パネル間の間隔を空けて床上げすることにより配線空間としての溝を作り、そこにパネルと同じ高さの溝パネル(カバー)で蓋をして床を構成します。より機能的な配線保守が可能です。

〈 パネル素材 〉

用途や予算など目的に適応したもので、かつ環境面・リサイクル面なども考慮して素材を選ぶことが大切です。

スチール(中空)

フロアパネルのスタンダードな素材です。軽量と高強度を両立しています。

スチール(充填)

スチール製パネルにセメントを充填します。重量感ある歩行感を実現します。

アルミ

軽量かつ優れた強度を誇り、歩行感にも優れたハイグレードな素材です。

合成樹脂

パネルと支持脚を一体して形成できるので、施工の容易さは群を抜きます。

〈 耐荷重性能 〉

一般的に「3000N(軽荷重用)」から「6000N(重荷重)」までに分けられます。用途や搭載する荷重に応じてそれぞれの区分選定が必要となります。また、金庫や書庫など部分的に重量物を載せる場合、フリーアクセス床の補強をするか、鋼製ベースなどで対応することをお勧めします。

3000N (軽荷重用)

一般的な事務室やパソコンなどの軽量機器を搭載する場合に。

5000N (中荷重用)

コンピュータや通信機器などの機器を搭載する場合に。サーバルームにも適します。

6000N (重荷重用)

サーバルームや通信機械室の19インチラックなど、重量機器を搭載する場合に。

フリーアクセスフロアの地震対策

支持脚を耐震フレームで補強、地震時の水平応力を向上

昭電では、通信機械室など、特に耐震性能を求められる部分の施工には、耐震フレーム補強を行えるダクトフロアをお勧めしています。フリーアクセスフロアの耐震性には、床高さや搭載荷重が大きく関係し、特にパネル構法で床高さが高い場合では支持脚の強度が重要となります。昭電のダクトフロアは、支持脚に耐震フレームや耐震支柱を用いることで、フロアのズレや崩れを防止します。また、SD式機器固定工法を併用することで、機器とフロア両方を守ります。

地震対策例