絶縁監視装置向けシステム
地絡電流抑制制御システム
絶縁監視装置の安全性と省力化を強化
事故点電流測定機能付Ior型絶縁監視装置Leakele DHと地絡電流抑制装置
低圧電路の地絡事故発生時に、事故点電流測定機能付Ior型絶縁監視装置(Leakele DH)がB種接地線と地絡事故点の地絡電流(Io,Ior,Ioc)を高精度検出、安全を判断し地絡電流抑制装置を制御。地絡電流を安全な数値まで低減し、感電・火災事故のリスクを低減。通信モジュールを搭載した絶縁監視装置でIoT化と保安業務の省力化を実現。
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- 地絡電流抑制制御システムは、関東電気保安協会と株式会社関電工の監修のもと、佐鳥電機株式会社と共同開発した製品です。
保安管理の現状と問題点
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●休日・夜間時の地絡事故
建屋に入れず、地絡事故の対処ができない!
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●16,000~20,000件/月の保安員が出動(※)
※首都圏地域における1ヶ月の発報・出動件数
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●絶縁監視装置の誤動作
ノイズ・高調波・対地静電容量・VVVF制御等の影響
特徴と効果
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●トランスのB種接地線と地絡事故点のIo、Ior、Iocを同時に測定
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●トランスのB種接地線と地絡事故点のIorで地絡電流を抑制制御
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●30Hz~80Hzの領域で高精度な動作
高調波、ノイズの除去
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●高低圧混触、雷サージはGDTで安全に電圧抑制
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●地絡電流抑制装置は平成24年度技術基準適合性評価委員会にて技術適合性確認済
イメージ図
製品仕様
形式名 | 絶縁監視装置 | 地絡電流抑制装置 | ||
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本体寸法 | 70(H)×175(W)×210(D) | 225(H)×214(W)×76(D) | ||
チャンネル数 | 4CH | 2CH(増設にて4CH使用可能) | ||
装置電源入力 | AC 100V/20W | AC 100V/6W | ||
通信 | FOMAモジュール | RS485 | ||
温度 | -10℃~+60℃ | -10℃~+60℃ | ||
湿度 | 85%RH以下(非結露) | 30~80%RH 氷結・結露なきこと | ||
特徴 | Io入力 | 0.0mA~1000.0mA±10% | GDT直流放電開始電圧 | 320V~420V |
警戒レベル警報 | Io又はIor≧50mA±10% | GDT電流耐量 | AC 20A/1秒(フェールセーフ付) | |
検出時限 | 60秒継続(±10秒) | 地絡電流抑制抵抗値 | 2KΩ | |
絶縁抵抗 | DC 500V 5MΩ以上 | DC 500V 5MΩ以上 電路-外箱間(JIS C 4609) | ||
耐電圧 | AC 1500V 1分間 | AC 2000V 1分間 電路-外箱間(JIS C 4609) |
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- 「Leakele」は佐鳥電機株式会社の登録商標です。
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- 上記仕様は予告なく変更する可能性があります。
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- 本製品は株式会社SoBrainの特許ライセンスを受けています。